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喜捨
ふりがな文庫
“喜捨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きしゃ
78.6%
あげ
14.3%
おぼしめし
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きしゃ
(逆引き)
ロシア人たちのところから取りかかったが、かれらの進んで
喜捨
(
きしゃ
)
するのが、みんなに見えた。それからかれは階段をのぼってきた。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
喜捨(きしゃ)の例文をもっと
(11作品)
見る
あげ
(逆引き)
小苦面
(
こくめん
)
に首を傾げて聞いてゐたが、松太郎の話が終ると、『何しろハア。今年ア作が良くねえだハンテな。
奈何
(
どう
)
だべなア! 神樣さア
喜捨
(
あげ
)
る錢金が有つたら
石油
(
あぶら
)
でも買ふべえドラ。』
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
喜捨(あげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おぼしめし
(逆引き)
それにつれて、祈祷の告知だった美しい
鐘声
(
かねのこえ
)
も古めかしい
時鐘
(
ときのかね
)
となってしまい、かぼそい
喜捨
(
おぼしめし
)
を乞い歩く老ラザレフの姿を、時折り街頭に見掛けるのであった。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
喜捨(おぼしめし)の例文をもっと
(1作品)
見る
“喜捨”の意味
《名詞》
喜捨(きしゃ)
自ら進んで寺社に金品を寄進すること。
貧しい人達に金品を施すこと。
(出典:Wiktionary)
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
“喜捨”で始まる語句
喜捨金
検索の候補
喜捨金
“喜捨”のふりがなが多い著者
パウル・トーマス・マン
小栗虫太郎
吉川英治
林不忘
石川啄木
和辻哲郎
長谷川時雨
新美南吉