“時鐘”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じしょう28.6%
とけい28.6%
ときかね14.3%
ときがね14.3%
ときのかね14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“時鐘”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩57.1%
文学 > ドイツ文学 > 詩30.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それは時計の時鐘じしょうが、九時を打つ五分前に、器械から外れた音であった。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかも、その一瞬間に見た夢の内容が、実際は二十何時間の長さに感じられたので、これを学理的に説明すると、最初と、最終の二つの時計の音は、真実のところ、同じ時計の、同じ唯一つの時鐘じしょうの音であり得る……という事が
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
時鐘とけい エミイル・ヴェルハアレン
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
これや時鐘とけい忍足しのびあし
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
御堂関白の孫大納言公時きんときから二十一世のえいさきの権中納言時鐘ときかねの子が即ち今の伯爵鍋小路黒澄くろすみ卿である。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
葉子の心の周囲にそれまで響いていた音楽は、その瞬間ぱったり静まってしまって、耳の底がかーんとするほど空恐ろしい寂莫せきばくの中に、船のへさきのほうで氷をたたきるような寒い時鐘ときがねの音が聞こえた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
それにつれて、祈祷の告知だった美しい鐘声かねのこえも古めかしい時鐘ときのかねとなってしまい、かぼそい喜捨おぼしめしを乞い歩く老ラザレフの姿を、時折り街頭に見掛けるのであった。
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)