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時鐘
ふりがな文庫
“時鐘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じしょう
37.5%
とけい
25.0%
ときかね
12.5%
ときがね
12.5%
ときのかね
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じしょう
(逆引き)
余程
(
よほど
)
精巧に出来ていると見え、大地震に会っても、別に狂いも出来ず、現に今でも、人間の
背丈
(
せたけ
)
程もある太い鋼鉄針が動いているし、時間時間には教会堂の
鐘
(
かね
)
の様な
時鐘
(
じしょう
)
が鳴り響くのだ。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
時鐘(じしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
とけい
(逆引き)
時鐘
(
とけい
)
エミイル・ヴェルハアレン
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
時鐘(とけい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ときかね
(逆引き)
伯爵鍋小路行平は正に
斯
(
か
)
ういふ浅ましい連中の一人だ子。御堂関白の孫大納言
公時
(
きんとき
)
から二十一世の
裔
(
えい
)
で
前
(
さき
)
の権中納言
時鐘
(
ときかね
)
の子が即ち今の伯爵鍋小路
黒澄
(
くろすみ
)
卿である。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
時鐘(ときかね)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ときがね
(逆引き)
葉子の心の周囲にそれまで響いていた音楽は、その瞬間ぱったり静まってしまって、耳の底がかーんとするほど空恐ろしい
寂莫
(
せきばく
)
の中に、船の
舳
(
へさき
)
のほうで氷をたたき
破
(
わ
)
るような寒い
時鐘
(
ときがね
)
の音が聞こえた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
時鐘(ときがね)の例文をもっと
(1作品)
見る
ときのかね
(逆引き)
それにつれて、祈祷の告知だった美しい
鐘声
(
かねのこえ
)
も古めかしい
時鐘
(
ときのかね
)
となってしまい、かぼそい
喜捨
(
おぼしめし
)
を乞い歩く老ラザレフの姿を、時折り街頭に見掛けるのであった。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
時鐘(ときのかね)の例文をもっと
(1作品)
見る
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
“時”で始まる語句
時
時分
時雨
時間
時鳥
時々
時計
時刻
時代
時節
検索の候補
柱時鐘
大時鐘
時計鐘
霜夜鐘十時辻占
“時鐘”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
内田魯庵
上田敏
有島武郎
夢野久作
江戸川乱歩