“とけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:トケイ
語句割合
時計77.4%
自鳴鐘8.3%
土圭4.8%
杜瓊3.6%
時鐘2.4%
兎桂1.2%
懐中時計1.2%
時辰機1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
角海老時計きもそゞろれのへるやうにれば、四絶間なき日暮里りもれがりかとうらしく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
カラカラチーン、チーン、チーン、チーン……気まぐれな隣の自鳴鐘がもう夜の十時をつ、夕日がくわつと壁から鏡に照り反す。鶏頭が恍惚と息をつく、風が光る。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
無礼講の酒宴にぐたぐたに酔ってしまった若武士たちは、九つのお土圭が鳴るのを合図に総立ちになって退出しようとすると、急にお傍用人が奥殿から駆けつけて来た。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
折しも、蜀の魏延張嶷陳式杜瓊などの四将二万騎は、この一道へさしかかって来たが、たまたま斜谷の道を別に進軍している孔明のほうから聯絡があって
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
げに時鐘こそ不思議なれ。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
これは浅草蔵前兎桂等で、二十枚百文位で買った絵であるが、当時三枚二百文乃至一枚百文で売ることが出来た。成善はこの金を得て、めて母にり、半はこれを旅費と学資とにてた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
葱の畑のそこここに銀の懐中時計める音。
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
社会は時辰機の如し、一部分の破損は以て全躰の破損となり、遂には運行をむるに至るべし。之を以てれの邦国にも孰れの社会にも必らず何等かの倫理あるなり。
実行的道徳 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)