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ヶ岳
ふりがな文庫
“ヶ岳”のいろいろな読み方と例文
旧字:
ヶ嶽
読み方
割合
だけ
50.0%
たけ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だけ
(逆引き)
春も二月の末頃、その
四明
(
しめい
)
ヶ岳
(
だけ
)
の
麓
(
ふもと
)
に近い湖畔の宿場に、三度笠をかぶって小風呂敷を
腕頸
(
うでくび
)
に結びつけた
商人
(
あきんど
)
ていの男が、ふらりと坂本の茶店をさし覗いて
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
海の
彼方
(
かなた
)
は伊勢の国、波の末にかすかにかかる
朝熊
(
あさま
)
ヶ岳
(
だけ
)
。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ヶ岳(だけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たけ
(逆引き)
韮崎
(
にらさき
)
から西へ、
駒
(
こま
)
ヶ岳
(
たけ
)
や
仙丈
(
せんじょう
)
などの
裾
(
すそ
)
を
縫
(
ぬ
)
って、伊那の
高遠
(
たかとお
)
へ越えて行く山道がある。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
町の中には
険呑
(
けんのん
)
な空気が
立罩
(
たてこ
)
めて、ややもすれば
嫉刀
(
ねたば
)
が走るのに、こうして、朧月夜に、鴨川の水の音を聞いて、
勾配
(
こうばい
)
の
寛
(
ゆる
)
やかな三条の大橋を前に、花に匂う華頂山、霞に迷う
如意
(
にょい
)
ヶ岳
(
たけ
)
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ヶ岳(たけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
岳
常用漢字
中学
部首:⼭
8画
“ヶ”で始まる語句
ヶ谷
ヶ岡
ヶ崎
ヶ原
ヶ嶽
ヶ峰
ヶ丘
ヶ処
ヶ島
ヶ敷
“ヶ岳”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治