“ヶ嶽”のいろいろな読み方と例文
新字:ヶ岳
読み方割合
たけ75.0%
タケ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上州じやうしうの三山、浅間山あさまやま木曾きそ御嶽おんたけ、それからこまヶ嶽たけ——そのほか山と名づくべき山には、一度も登つた事のない私であつた。
槍ヶ岳紀行 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
その考えは、こまヶ嶽たけ後方うしろに見て木曾路を西へ急いで来る時の彼女の胸をったり来たりした。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
玄蕃ゲンバ盛政ノソバニ老功ノ武者アリ。志津シヅヶ嶽タケ(大岩山ノ誤リ)ニ向フ時、中川瀬兵衛清秀ノ取出トリデ(防塁ノコト)昨今ノ急築ナレバ、塀土ヘイドモ乾クカラズ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)