“タケ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:たけ
語句割合
33.3%
25.0%
16.7%
8.3%
ヶ嶽8.3%
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歡びの激情を迎へるやうに、岩窟イハムロの中のすべての突角がタケびの反響をあげた。彼の人は、立つて居た。一本の木だつた。だが、其姿が見えるほどの、はつきりした光線はなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
タケひくき障子しやうじを照し
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)
武内宿禰に琴をカキナらさせ、烏賊津イカツ使主オミ審神者サニハとして、琴の頭・琴の尾に千繒高繒チハタノタカハタを置いて、七日七夜の間神意を問はれた(神功紀)とあるのは、沢山のタケの高い幣束で琴の周りをとり捲いて
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さ様さ、あおいにくさまだつたネ、それともタケちやんが自分の肉でも切れば有るけどホヽヽヽヽ
鼻で鱒を釣つた話(実事) (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
コレ、タケちやん、舟のへりへ寄りかゝるのではありませんよ、音なしくシヤントして入つしやい。
鼻で鱒を釣つた話(実事) (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
玄蕃ゲンバ盛政ノソバニ老功ノ武者アリ。志津シヅヶ嶽タケ(大岩山ノ誤リ)ニ向フ時、中川瀬兵衛清秀ノ取出トリデ(防塁ノコト)昨今ノ急築ナレバ、塀土ヘイドモ乾クカラズ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
エ段の仮名にあたる音がア段にあたる音に転ずる(タケ—たかむら、アメ—あまぐも、フネ—ふなのり)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)