“ヶ原”の読み方と例文
読み方割合
はら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうそうぼた餅稲荷の森から小川にそうてつづみヶ原はらへ抜けようとするあたり、あの辺は何と言ったけな。青柳町ではなし——。」
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)
さるによつて明日あすよりは、木賊とくさヶ原はら朱目あかめもとに行きて、療治をはんといふことまで、怎麼いかにしけんさぐりしり
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
われ今日かの木賊とくさヶ原はらに行き、路傍みちのほとりなる松の幹の、よき処に坐をしめて、黄金丸が帰来かえりを待ちけるが。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)