“御岳詣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みたけまい66.7%
みたけまいり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「な、何をなさいますんで——ちっともわけが分りません、私どもは商用がてら御岳詣（みたけまい）りをしてきた帰りの者で、お言葉のような者ではございません。お人違いじゃございませぬか」
鳴門秘帖：03 木曾の巻 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「ええ、御岳詣（みたけまい）り」
江戸三国志 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「木瓜薊、旅して見たく野はなりぬ」忙（せわ）しくなる前に、此花の季節（きせつ）を、御岳詣（みたけまいり）、三峰かけて榛名詣（はるなまいり）、汽車と草鞋（わらじ）で遊んで来る講中の者も少くない。
みみずのたはこと (新字新仮名) ／ 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)