“ヤマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:やま
語句割合
58.8%
山齋11.8%
八間5.9%
山斎5.9%
山村5.9%
5.9%
現場5.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ファルヤマも、百合ユーリ花盛ファナサカリーイ、きすゅるソーデニオのしおらしや……」
骨仏 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
すべて祭り屋台の類はほこ・やま・だし・だんじりなど、みな平安朝まであつた「ヘウヤマ」と、元一つの考へから出て居る。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
門は、左京二條三坊に、北に向いて開いて居るが、主人家族の住ひは、南を廣くけて、深々とした山齋ヤマが作つてある。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
門は、左京二條三坊に、北に向いて開いて居るが、主人家族の住ひは、南を廣くけて、深々とした山齋ヤマが作つてある。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
記に、門毎に仮庪を結ぶと見え、紀に仮庪八間ヤマなるを作るとあるのも、入り口の上に構へた物もあり、柱間の広い物もあつたことを示すのである。
桟敷の古い形 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
門は、左京二条三坊に、北に向いて開いて居るが、主人家族の住ひは、南を広くけて、深々とした山斎ヤマが作つてある。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あしびきの山村ヤマ行きしかば、山人の我に得しめし山づとぞ。これ(太上天皇——万葉巻二十)
譬へば「筑波のヤマに黒雲カヽ衣袖漬コロモデヒタチの国」といふ風俗の諺(常陸風土記)、其ひたちの国だけは始中終新しくなつてゆくけれども、「筑波の岳に黒雲挂り衣袖漬」は固定してゐる詞句である。
古代中世言語論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
いや、そうじゃありません。……あまりあなたの返事っぷりがいいので、つい、いい気になったんです。失敬しました……では……ひとつきいてください。ご承知の通り現場ヤマはさんざんにひっくりかえされていて、ひと眼で初犯の手口だということがわかる。だが、それは非常な綿密な人物で、証拠というほどのものはなにも残していません。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)