“山斎”のいろいろな読み方と例文
旧字:山齋
読み方割合
しま50.0%
やま33.3%
ヤマ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「昔見しきさの小河を今見ればいよよさやけくなりにけるかも」(巻三・三一六)、「妹として二人作りし吾が山斎しま木高こだかく繁くなりにけるかも」(巻三・四五二)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
京中で、此恵美屋敷ほど庭をこのんだ家はないと言ふ。門は左京二条三坊に、北に向つて開いて居るが、主人家族の住ひは南を広くけて広々とした山斎やまが作つてある。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
京中で、此恵美屋敷ほど、庭をタシナんだ家はないと言ふ。門は、左京二条三坊に、北に向いて開いて居るが、主人家族の住ひは、南を広くけて、深々とした山斎ヤマが作つてある。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)