“山田美妙斎”の読み方と例文
読み方割合
やまだびみょうさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
版にしないものはいろいろあったが、出たものには山田美妙斎やまだびみょうさいが編輯していた『都の花』があった。その他硯友社けんゆうしゃ一派の『文庫』が出ていた。
明治十年前後 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
上下有頂天うちょうてんとなって西欧文化を高調した時、この潮流にさおさして極端に西洋臭い言文一致の文体をはじめたのがたちまち人気を沸騰して、一躍文壇の大立者おおだてものとなったのは山田美妙斎やまだびみょうさいであった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)