“はっけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
発見92.3%
八間3.8%
発遣3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、まもなく、近くの警察署から三人の警官がやってきて、博士邸の内外を念入りに調べてくれましたが、なんの発見はっけんもなく終わりました。
電人M (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
大きな八間はっけんの吊りあかりが幾つもあり、行燈、燭台しょくだいで、家じゅうがまぶしいほど照り輝いている、土間の床几しょうぎは片付いているが、大小十幾つの部屋はいっぱいの客で、ぜいを凝らした魚鳥珍菜に
少しく発遣はっけんの日をくり上げると、賜わった弊物が間に合って、一段と祭を感深く且つうれしいものとなし得たので、これに対して一方の新嘗祭当日の案上案下の幣は、各々の社の祭には間に合わず
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)