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『別れ』
ふりがな文庫
『
別れ
(
わかれ
)
』
別れの馬車の鈴の音が つらい心をまたせめる 日暮峠でみかへれば 山が霞んで遠くなる 寒い夜風に町の灯が 悲しく遠くゆれてゐる 馬車の窓から故山見れば 空にほんのりおぼろ月 (四・十二) …
著者
森川義信
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「ながれ」1935(昭和10)年4月、5月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
音
(
ネ
)
故山
(
ヤマ
)
題名が同じ作品
別れ:(この小さき歌を友・源氏太郎に聞かす)
(新字旧仮名)
/
森川義信
(著)
別れ:旅の記念として、室生犀星に
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)