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『別れ』
ふりがな文庫
『
別れ
(
わかれ
)
:
(この小さき歌を友・源氏太郎に聞かす)
(
(このちいさきうたをとも・げんじたろうにきかす)
)
』
ゆふぐれを君みおくりて ばらの実の丘にのぼりつ 鳩笛のおとに濡れゆく よは肩の君のほそさよ この赤きばらの木の実を をとめの日君はめでしに おそ秋の小径に消ゆる うしろ姿の君は悲しき 暮れなやむ丘にたたずみ ばらの実をしみじみとみき …
著者
森川義信
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「若草」1937(昭和12)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
姿
(
て
)
題名が同じ作品
別れ
(新字旧仮名)
/
森川義信
(著)
別れ:旅の記念として、室生犀星に
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)