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噉
ふりがな文庫
“噉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くら
41.7%
く
29.2%
くろ
8.3%
くわ
8.3%
は
8.3%
くっ
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くら
(逆引き)
『後漢書』南蛮伝に交趾の西に人を
噉
(
くら
)
う国あり云々、妻を娶って美なる時はその兄に譲る。今
烏滸
(
おこ
)
人これなり。阿呆を烏滸という起りとか。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
噉(くら)の例文をもっと
(10作品)
見る
く
(逆引き)
海に二つの竜現われ青赤
噉
(
く
)
い合い戦うて一時ばかりして青竜負けて逃ぐ、その夜そこに宿り明日見れば昨と同時にまた戦うて青竜敗走した
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
噉(く)の例文をもっと
(7作品)
見る
くろ
(逆引き)
また鱷その身にかつて
噉
(
くろ
)
うた人の魂を
蔵
(
かく
)
すという(レオナード『
下
(
ラワル
)
ニゲル
およびその諸民族
(
エンド・イツ・トライブス
)
』)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
噉(くろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くわ
(逆引き)
仮令
(
たとい
)
叔父様が何と云わりょうが下世話にも云う乗りかゝった船、
此儘
(
このまま
)
左様ならと指を
噉
(
くわ
)
えて
退
(
の
)
くはなんぼ
上方産
(
かみがたうまれ
)
の
胆玉
(
きもだま
)
なしでも
仕憎
(
しにく
)
い事
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
噉(くわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
は
(逆引き)
会津拝領は八月中旬の事で、もう其歳の十月の二十三日には羊の木村父子は安穏に草を
噉
(
は
)
んでは居られ無くなって、跳ねたり鳴いたり大苦みを仕始めたのであった。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
噉(は)の例文をもっと
(2作品)
見る
くっ
(逆引き)
尋常
(
よのつね
)
の犬なりせば、その場に腰をも
抜
(
ぬか
)
すべきに。月丸は原来心
猛
(
たけ
)
き犬なれば、そのまま虎に
噉
(
くっ
)
てかかり、
喚
(
おめき
)
叫んで
暫時
(
しばし
)
がほどは、力の限り
闘
(
たたか
)
ひしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
噉(くっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
噉
部首:⼝
15画
“噉”を含む語句
噉食
下噉
噉尽
噉相
噉肉
噉肉外道
噉肉蓄妻
牛噉
虫噉
“噉”のふりがなが多い著者
南方熊楠
中山太郎
幸田露伴
倉田百三
森鴎外
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
吉川英治
泉鏡花
田中貢太郎