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くっ
ふりがな文庫
“くっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
屈
48.7%
喰
20.5%
附
10.3%
食
10.3%
喫
2.6%
噉
2.6%
緊
2.6%
繰
2.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屈
(逆引き)
久米一非常な
傲慢
(
ごうまん
)
だからだ。誰にも
屈
(
くっ
)
したことがない、誰へも
傲倨
(
ごうきょ
)
に君臨する、ましてや芸術においては無論、天下の陶器師を
睥睨
(
へいげい
)
している。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
くっ(屈)の例文をもっと
(19作品)
見る
喰
(逆引き)
そこでお礼として豚の頭を貰って来て、奥から
鉈
(
なた
)
を借りて来て、
先
(
ま
)
ず解剖的に脳だの眼だの
能
(
よ
)
く/\調べて、
散々
(
さんざん
)
いじくった跡を煮て
喰
(
くっ
)
たことがある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
くっ(喰)の例文をもっと
(8作品)
見る
附
(逆引き)
正的
(
まとも
)
に町と町が
附
(
くっ
)
ついた
三辻
(
みつつじ
)
の、その
附根
(
つけね
)
の処を、横に切って、左角の土蔵の前から、右の角が、菓子屋の、その
葦簀
(
よしず
)
の
張出
(
はりだし
)
まで、わずか二間ばかりの
間
(
あい
)
を通ったんですから、のさりと
行
(
ゆ
)
くのも
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くっ(附)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
食
(逆引き)
たとい帳面づらは細君の説明を聴いて解るにしても、実際月に
肴
(
さかな
)
をどれだけ
食
(
くっ
)
たものか、または米がどれほど
要
(
い
)
ったものか、またそれが高過ぎるのか、安過ぎるのか、更に見当が付かなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くっ(食)の例文をもっと
(4作品)
見る
喫
(逆引き)
「帰れるとも、
飯
(
めし
)
でも
喫
(
くっ
)
て、ゆっくり休むが
良
(
え
)
え、朝、眼を覚した時分には、舟はもう走りよる、飯は途中で炊いて、ぬくぬくを喫わせる」
参宮がえり
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
くっ(喫)の例文をもっと
(1作品)
見る
噉
(逆引き)
尋常
(
よのつね
)
の犬なりせば、その場に腰をも
抜
(
ぬか
)
すべきに。月丸は原来心
猛
(
たけ
)
き犬なれば、そのまま虎に
噉
(
くっ
)
てかかり、
喚
(
おめき
)
叫んで
暫時
(
しばし
)
がほどは、力の限り
闘
(
たたか
)
ひしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
くっ(噉)の例文をもっと
(1作品)
見る
緊
(逆引き)
お前にしてからが、俺のような一生世間師で果てようてえ者に
緊
(
くっ
)
ついてくより、元の亭主の——ああいう辛抱人へ
還
(
けえ
)
った方が
末始終
(
すえしじゅう
)
のためだぜ。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
くっ(緊)の例文をもっと
(1作品)
見る
繰
(逆引き)
日曜日は近頃に無い天下晴れ、風も穏かで
塵
(
ちり
)
も
起
(
た
)
たず、暦を
繰
(
くっ
)
て見れば、旧暦で
菊月初旬
(
きくづきはじめ
)
という十一月二日の事ゆえ、
物観遊山
(
ものみゆさん
)
には
持
(
もっ
)
て来いと云う
日和
(
ひより
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
くっ(繰)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
くら
くわ
あが
くろ
たべ
くい
きっ
きつ
したた
つか