“噉食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たんじき50.0%
かんしょく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時ににはかに身、空中にあり、或は直ちに身を破る、悶乱もんらん声を絶す。汝等之を噉食たんじきするに、又懺悔ざんげの念あることなし。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
時ににわかに身空中にあり、或は直ちに身を破る、悶乱もんらん声を絶す。汝等これを噉食たんじきするに、又懺悔ざんげの念あることなし。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
本来餓鬼がきのようなもので、死人の心を噉食かんしょくしたがっている者なのであるが、他の大鬼神にかなわないので、六ヶ月前に人の死を知り、先取権を確立するものであり
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これは明王みょうおう観音両部属の尊で、馬口呑納余さざる噉食かんしょくの義と、飢馬草を食うに余念なき大悲専念の義と、慈悲方便もて大忿怒形を現わし、大威日輪となりて(上に引いた日神スリアの事参照)