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噉
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は
ふりがな文庫
“
噉
(
は
)” の例文
会津拝領は八月中旬の事で、もう其歳の十月の二十三日には羊の木村父子は安穏に草を
噉
(
は
)
んでは居られ無くなって、跳ねたり鳴いたり大苦みを仕始めたのであった。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
犬烏
聚
(
あつま
)
り
噉
(
は
)
む。天皇此の
泣
(
いざ
)
ち
吟
(
によ
)
ぶ声を聞きて、心に
悲傷
(
いたみ
)
有
(
ま
)
す。群卿に
詔
(
みことのり
)
して曰く、それ生くるときに
愛
(
めぐ
)
みし所を以て
亡者
(
なきひと
)
に
殉
(
したが
)
はしむ。これ甚だ
傷
(
いたきわざ
)
なり。それ古風といへども良からずば何ぞ従はむ。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
噉
部首:⼝
15画
“噉”を含む語句
噉食
下噉
噉尽
噉相
噉肉
噉肉外道
噉肉蓄妻
牛噉
虫噉