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冷際
ふりがな文庫
“冷際”の読み方と例文
読み方
割合
れいさい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいさい
(逆引き)
艸木の
実
(
み
)
の
円
(
まろき
)
をうしなはざるも気中に
生
(
しやう
)
ずるゆゑ也。雲
冷際
(
れいさい
)
にいたりて雨とならんとする時、
天寒
(
てんかん
)
甚しき時は
雨
(
あめ
)
氷
(
こほり
)
の
粒
(
つぶ
)
となりて
降
(
ふ
)
り
下
(
くだ
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
第一節は「
地気
(
ちき
)
雪と成る弁」であって、天地の間に、三つの
際
(
へだて
)
があって、地に近い
温際
(
おんさい
)
から地気が昇って行って
冷際
(
れいさい
)
に
到
(
いた
)
って、温かなる気が消えて雨や雪になるという話が書いてある。
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
其形
(
そのかたち
)
の
斉
(
ひとし
)
からざるは、かの
冷際
(
れいさい
)
に於て雪となる時冷際の
気運
(
きうん
)
ひとしからざるゆゑ、雪の
形
(
かたち
)
気
(
き
)
に
応
(
おう
)
じて
同
(
おな
)
じからざる也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
冷際(れいさい)の例文をもっと
(2作品)
見る
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“冷”で始まる語句
冷
冷笑
冷々
冷水
冷汗
冷酒
冷淡
冷評
冷飯
冷泉
“冷際”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
中谷宇吉郎