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温際
ふりがな文庫
“温際”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
をんさい
50.0%
おんさい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をんさい
(逆引き)
九段
(
くだん
)
の内
最
(
もつとも
)
地に
近
(
ちか
)
き所を
太陰天
(
たいいんてん
)
といふ。(地を
去
(
さ
)
る事高さ四十八万二千五百里といふ)太陰天と地との
間
(
あひだ
)
に三ツの
際
(
へだて
)
あり、天に
近
(
ちかき
)
を
熱際
(
ねつさい
)
といひ、中を
冷際
(
れいさい
)
といひ、地に
近
(
ちかき
)
を
温際
(
をんさい
)
といふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
地気は
冷際
(
れいさい
)
を
限
(
かぎ
)
りとして
熱際
(
ねつさい
)
に
至
(
いた
)
らず、
冷温
(
れいをん
)
の二
段
(
だん
)
は地を
去
(
さ
)
る事甚だ
遠
(
とほ
)
からず。富士山は
温際
(
をんさい
)
を
越
(
こえ
)
て
冷際
(
れいさい
)
にちかきゆゑ、
絶頂
(
ぜつてう
)
は
温気
(
あたゝかなるき
)
通
(
つう
)
ぜざるゆゑ
艸木
(
くさき
)
を
生
(
しやう
)
ぜず。夏も
寒
(
さむ
)
く
雷鳴
(
かみなり
)
暴雨
(
ゆふだち
)
を
温際
(
をんさい
)
の下に見る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
温際(をんさい)の例文をもっと
(1作品)
見る
おんさい
(逆引き)
第一節は「
地気
(
ちき
)
雪と成る弁」であって、天地の間に、三つの
際
(
へだて
)
があって、地に近い
温際
(
おんさい
)
から地気が昇って行って
冷際
(
れいさい
)
に
到
(
いた
)
って、温かなる気が消えて雨や雪になるという話が書いてある。
語呂の論理
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
温際(おんさい)の例文をもっと
(1作品)
見る
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
際
常用漢字
小5
部首:⾩
14画
“温”で始まる語句
温
温和
温泉
温順
温柔
温気
温暖
温味
温泉宿
温泉場
“温際”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
中谷宇吉郎