“欽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きん50.0%
うらや16.7%
した16.7%
よろこ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幽山にのぼるの興はのぼりつきたる時にあらず、荒榛くわうしんひらき、峭※せうがくわたる間にあるなり、栄達はうらやむべきにあらず、栄達を得るに至るまでの盤紆はんうこそ、まことにきんすべきものなるべし。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
泯滅びんめつ なんうらやむに足らんや。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
懐古欽英風(いにしへをおもひて英風をしたふ)
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
詠じて「想見当年詩道盛。我欽享保老才人。」〔想見ス当年ノ詩道盛ンナルヲ/我ハよろこブ享保ノ老才人〕となし重ねて服部南郭を追慕している。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)