“華欽”の読み方と例文
読み方割合
かきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……ですから丞相には早速許都へお帰りあって、まず呉の使いの華欽かきんにお会い遊ばし、華欽を当分、呉へ帰さないことです
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、呉使華欽かきんに、大理寺少卿だいりじしょうけいという官爵を与え、彼を都へとどめておく一方、勅命を乞うて、程昱の献策どおり、勅使を呉の国へ馳せ下した。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おります。平原の人で華欽かきんあざな子魚しぎょという者。もと曹操に愛せられた男ですが、これを用いれば適役でしょう」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)