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『十五夜のお月様』
ふりがな文庫
『
十五夜のお月様
(
じゅうごやのおつきさま
)
』
大きい森のむかふから、ブルブルブルと小さい音が響いて来ました。木の上でねてゐた真黒な小人はそれを聞くと、とびおきて、青い着物をきて、赤い帽子をかぶつて音のする方へ飛んでゆきました。 「お月様、今晩は。ずゐ分早くおでかけですね。」と、小人が申 …
著者
村山籌子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「子供之友」婦人之友社、1925(大正14)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
丁度
(
ちやうど
)
灯
(
あかり
)
真黒
(
まつくろ
)
僕
(
ぼく
)
家
(
うち
)
私
(
わたし
)