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どすぐろ
ふりがな文庫
“どすぐろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黝黒
50.0%
濁黒
25.0%
濃黒
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黝黒
(逆引き)
両側の狭い浅い溝には、
襤縷片
(
ぼろきれ
)
や
葫蘿蔔
(
にんじん
)
の
切端
(
きれつぱし
)
などがユラユラした
𣵀泥
(
ひどろ
)
に沈んで、
黝黒
(
どすぐろ
)
い水に毒茸の様な濁つた泡が、プクプク浮んで流れた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
どすぐろ(黝黒)の例文をもっと
(2作品)
見る
濁黒
(逆引き)
尚お
能
(
よ
)
く
視廻
(
みまわ
)
すと、壁は元来何色だったか分らんが、今の所では
濁黒
(
どすぐろ
)
い変な色で、一ヵ所
壊
(
くず
)
れを
取繕
(
とりつくろ
)
った
痕
(
あと
)
が目立って黄ろい
球
(
たま
)
を描いて、
人魂
(
ひとだま
)
のように尾を曳いている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
どすぐろ(濁黒)の例文をもっと
(1作品)
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濃黒
(逆引き)
赭土色
(
あかつちいろ
)
の
膚
(
はだ
)
で、髪の長い、手足の長い、爪の長い、人か猿か判らぬような怪物である。彼は市郎の靴で額の
真向
(
まっこう
)
を蹴破られたと見えて、
濃黒
(
どすぐろ
)
いような
鮮血
(
なまち
)
が
其
(
その
)
凄愴
(
ものすご
)
い半面を浸していた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
どすぐろ(濃黒)の例文をもっと
(1作品)
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