トップ
>
取繕
ふりがな文庫
“取繕”の読み方と例文
読み方
割合
とりつくろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりつくろ
(逆引き)
平次が妾のお源の神妙らしく
取繕
(
とりつくろ
)
つた顏を
顧
(
かへりみ
)
ると、お源は少しあわてて、大きく
肯
(
うなづ
)
きました。平次の推理には一點の隙もありません。
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
京都大学にある内田氏の研究室は、あの人の
室
(
へや
)
だけにきちんとしたものだが、たつた一つ
取繕
(
とりつくろ
)
はないものが中に
交
(
まじ
)
つてゐる。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
わたくしはそれをぼんやり眺めて亡父の思い出に
耽
(
ふけ
)
りながら、どうやら外出着の着物に着替えました。化粧も
取繕
(
とりつくろ
)
い、階下へ降りて行きました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
取繕(とりつくろ)の例文をもっと
(21作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
繕
常用漢字
中学
部首:⽷
18画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取繕”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
作者不詳
江戸川乱歩
夏目漱石
佐々木邦
三遊亭円朝
国木田独歩
薄田泣菫
岡本かの子
野村胡堂