トップ
>
視廻
ふりがな文庫
“視廻”の読み方と例文
読み方
割合
みまわ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みまわ
(逆引き)
尚お
能
(
よ
)
く
視廻
(
みまわ
)
すと、壁は元来何色だったか分らんが、今の所では
濁黒
(
どすぐろ
)
い変な色で、一ヵ所
壊
(
くず
)
れを
取繕
(
とりつくろ
)
った
痕
(
あと
)
が目立って黄ろい
球
(
たま
)
を描いて、
人魂
(
ひとだま
)
のように尾を曳いている。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「
何時
(
いつ
)
の間にか掃除したんだよ。それでも奇麗になったわ」、と雪江さんは部屋の中を
視廻
(
みまわ
)
していたが、ふと片隅に積んであった私の荷物に目を留て、「
貴方
(
あなた
)
の荷物って是れ?」と
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
用を
達
(
た
)
してから出て来て見ると、
手水鉢
(
ちょうずばち
)
に水が無い。
小女
(
ちび
)
は居ないかと
視廻
(
みまわ
)
す向うへお糸さんが、もう
雑巾掛
(
ぞうきんがけ
)
も済んだのか、バケツを提げてやって来たが、ト見ると、直ぐ気が附いて
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
視廻(みまわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“視”で始まる語句
視
視詰
視線
視凝
視入
視力
視野
視察
視下
視界