“視界”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しかい66.7%
あたり33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“視界”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と、不安そうに見おくる少女たちの視界しかいをはなれて、とちゅうから、脱兎だっとのごとくけてしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雲は、いつしか機のまわりをとりかこんでいた。そして視界しかいは、すっかりとじられてしまった。
氷河期の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
小式部さんが逆か吊りになると、視界あたりが朦朧として来て、下の硝子板に映っているお祖母様の紅頭べにがしらと白鼈甲の笄が、黒と本鼈甲の自分のもののように見えてしまうのです。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その時は、原因が周囲ぐるりにあったのではなく、今度は小式部の眼の中にあったのです。と申しますのは、何度も逆かさ吊りになると、視軸めのなかが混乱して、視界あたりが薄暗くなって来るのです。それですから、その真下に当る硝子戸の裏に、銀沙を薄く塗って、お祖母様はそれに御自分のおぐしを近付けていたのです。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)