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視守
ふりがな文庫
“視守”の読み方と例文
読み方
割合
みまも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みまも
(逆引き)
私は、私のミューズが造型の暗示を与へるまで、しづかにその円を
視守
(
みまも
)
らうと努めるのであつた。白色の円は意地悪く伸縮した。
ふるさとに寄する讃歌:――夢の総量は空気であつた――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
私は、佐治の顔を
視守
(
みまも
)
りつづけながら、
虚
(
うつろ
)
になつてゐる頭から一言一言絞り出すやうに、やつと、それだけ云ひ終つたのだ。
イボタの虫
(新字旧仮名)
/
中戸川吉二
(著)
そして貞之助は、血の気の失せた青白い妻の顔を
視守
(
みまも
)
りながら、自分も落胆の色を隠しきれずにいた。
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
視守(みまも)の例文をもっと
(3作品)
見る
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“視”で始まる語句
視
視詰
視線
視凝
視入
視力
視野
視察
視下
視界
“視守”のふりがなが多い著者
中戸川吉二
谷崎潤一郎
坂口安吾