“臓”のいろいろな読み方と例文
旧字:臟
読み方割合
ぞう75.0%
ざう18.8%
はらわた6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長いこと心(しん)の臓(ぞう)に耳を当てたりしたあげく、とど遺骸と見極めたのだから、よもやそこらに抜かりはあるまい、常吉はこう言い張った。
しかし今では女も男に負けぬ程狡(ずる)くなつた。大隈伯が願を掛けたら、屹度(きつと)義足を奉納する。貞奴(さだやつこ)だつたら桃介(たうすけ)さんの心(しん)の臓(ざう)でも納めよう。
そして、彼女が泣く時臍は急に飛び出て腹全体が臍を頭としたヘルメットのような形になってごぼごぼ音を立てた。それはいつ内部の臓(はらわた)が露出せぬとも限らぬ極めて不安心な臍だった。
御身 (新字新仮名) / 横光利一(著)