“臓”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
ぞう75.0%
ざう18.8%
はらわた6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど淵辺には宮のおん目とお口がカッと開いて、せつな、自分の五ぞうぶりついて来そうな形相ぎょうそうに見えたのかもしれなかった。
ゆえにこの間に結ばるる夢はいたずらに疲労ひろうせる身体のまぼろしすなわちことわざにいう五ぞうわずらいでなく、精神的営養物となるものと思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
彼はその名を胸の奥のしんぞうにきざみつけて、一生を守りどおして来たのである。忘れるどころではない。
が、相応巧者な三吉が腕利きの乾児を励まして裏返したり小突いたり、長いことしんぞうに耳を当てたりしたあげく、とど遺骸と見極めたのだから、よもやそこらに抜かりはあるまい、常吉はこう言い張った。
御手みてにはわれがしんぞう御腕おんかひなにはあてやかに
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
ときくちは『楽欲げうよく』のかわきこがれ、しんざう
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
貞奴さだやつこだつたら桃介たうすけさんのしんざうでも納めよう。
日は真昼まひる——野づかさの、寂寥せきれうしんざうにか、
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
くれなゐのつづみうつしんざう
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
しんざう
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
それはいつ内部のはらわたが露出せぬとも限らぬ極めて不安心な臍だった。
御身 (新字新仮名) / 横光利一(著)