“電臓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でんぞう50.0%
てんぞう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わしは、責任を感じています。わしの作ったX号という電臓でんぞうは、死刑囚火辻のからだを利用していたのだ。電臓はこの中にはいっていたのだ」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
博士が作った人工生物、電臓でんぞうは、三千ボルトという高圧の電気をあびて、はじめて生命力を持ったんだ。そして初めは、機械人間のからだの中にはいっていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
せっかく作った電臓てんぞうが、いつまでも気絶状態をつづけていては役に立たない。そこで、どうしたら、この電臓の意識を呼びさますことができるか、それを考えたのだ。分かるかね、ここらの話が……
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)