“臓物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぞうもつ71.4%
もつ14.3%
トンチャン14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれから宅では十八銭のブリスケ料理だの牛の尾の料理だのと徳用なお料理ばかり致しますがその外に臓物ぞうもつ料理は皆んな直段ねだんやすくって味が好いと伺ったそうです。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
このほか同じような売春婦殺しがその間にはさまっているのだが、子宮の紛失、陰部を斬り取られていること、臓物ぞうもつもてあそんで変態的にふけった証跡しょうせきなど、体の惨状と犯行の手段
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
臓物もつが、焙った仔豚が出、鴨、鷓鴣しゃこ花甘藍はなキャベツ、クリーム入りのまんじゅう、ミルクをかけた凝乳、ジェリー、そして最後にジャムつきの薄焼ブリンがでた。
(新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
みんなで臓物トンチャンを焼きながら濁白タクペギ(濁り酒)をついだ白い酌器サバリを廻しつつ歌い合っていた。片隅で一人の男は長鼓を打ち鳴らし、真中では先刻の親方コブセが立ち上って踊っている最中だった。
親方コブセ (新字新仮名) / 金史良(著)