“心臓麻痺”の読み方と例文
読み方割合
しんぞうまひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも私の父は、モール博士のために毒を盛られ、とつぜん心臓麻痺しんぞうまひで倒れてしまったので、博士のやった悪事が、永い間、わからなかったのだ。
人造人間の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
春琴はこの時から怏々おうおうとして楽しまず間もなく脚気かっけかかり秋になってから重態におちいり十月十四日心臓麻痺しんぞうまひ長逝ちょうせいした。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「半月程まえ茲の海で心臓麻痺しんぞうまひを起して死んだ人があるんですって。」
鶴は病みき (新字新仮名) / 岡本かの子(著)