“塗抹詩書”の読み方と例文
読み方割合
とまつししょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳用無類と雖も煩さくしつッこくボンヤリして気がきかず能く堪うべきに非ざるなり。児孫は老父を慰め団欒の楽しみをなすと雖障子はいつも穴だらけなり。荘子そうし既に塗抹詩書とまつししょたんをなせり。
偏奇館漫録 (新字新仮名) / 永井荷風(著)