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塗盆
ふりがな文庫
“塗盆”の読み方と例文
読み方
割合
ぬりぼん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬりぼん
(逆引き)
却
(
かえっ
)
て口きゝ玉うにも物柔かく、
御手水
(
おちょうず
)
の
温湯
(
ぬるゆ
)
椽側
(
えんがわ
)
に
持
(
もっ
)
て参り、
楊枝
(
ようじ
)
の房少しむしりて塩
一小皿
(
ひとこざら
)
と共に
塗盆
(
ぬりぼん
)
に
載
(
の
)
せ
出
(
いだ
)
す
僅計
(
わずかばかり
)
の事をさえ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
我存在の中心を古手の思想に託して、
夫
(
それ
)
で
自
(
みずか
)
ら高しとしていたのだ。が、私の別天地は
譬
(
たと
)
えば
塗盆
(
ぬりぼん
)
へ
吹懸
(
ふきか
)
けた
息気
(
いき
)
のような物だ。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
大村喜十郎は急に默り込んでしまひましたが、そつと婆やさんが平次に茶を出した
塗盆
(
ぬりぼん
)
の上に指先で
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
塗盆(ぬりぼん)の例文をもっと
(13作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
盆
常用漢字
中学
部首:⽫
9画
“塗”で始まる語句
塗
塗籠
塗炭
塗抹
塗師
塗下駄
塗付
塗骨
塗料
塗師屋
“塗盆”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
二葉亭四迷
水上滝太郎
長塚節
幸田露伴
泉鏡花
薄田泣菫
永井荷風
夢野久作
野村胡堂