“塗料”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりょう28.6%
ぬり28.6%
いろ14.3%
ニス14.3%
ペイント14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海の底へつれていこうと思うのです。私の樽ロケット、今日は海の中へもぐります。海水などにおかされないように、安全のため塗料とりょうをぬりました。さあ、これでよろしい。さきへおはいりなさい
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この西瓜の頬っぺた、つまり黄いろい塗料ぬりの跡を留めている両側の扉は、把手や、いい加減に紐で結わえてある蝶番の具合がよくないため、立附けが非常に悪かった。
⦅家は新らしいし、塗料いろだつて、まるでけふ塗つたばかりのやうに艶々してゐるぢやないか。ここには誰か住んでゐるんだよ。
それから、法水は帷幕とばりの中に入って、寝台の塗料ニスの下にグイと洋刀ナイフの刃を入れた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
洗顔用タオル、赤いグリイス塗料ペイント、黒のライニング・ステック、楽屋用ワセリン一壜、白粉。顔を黒くするにはコルクを焼いてつけるといい。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)