“ぬり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
94.6%
塗料3.6%
彩色1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梯子はしごやう細長ほそながわくかみつたり、ペンキぬりの一枚板まいいた模樣畫もやうぐわやう色彩しきさいほどこしたりしてある。宗助そうすけはそれを一々いち/\んだ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それが、ドアを撫でたのだ。擦ったのだ。急いで手を引く拍子だったので、案外強い力だったのだろう。指輪が、激しく車体に触って、黒塗料ぬりの表面をちょっと削り除った。車扉に瑕が付いたのだ。
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
それにどんな彩色ぬりに仕上がると思ふね? まあその可愛らしい白い足でこの界隈を残らず捜しまはつて見るがいいや