“御書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごしょ50.0%
ごほん20.0%
おかき10.0%
おんふみ10.0%
みふみ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いかに早足はやあしなお使番つかいばんでも、夕方からただいままでに、ここへ着くともうすのはふしぎなしだい。そして、御書ごしょ内容ないようは?」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其の夜から御奉行様のお居間には和漢の御書ごほんがたくさんに開かれましたが、皆「正」とか「義」とか申すむずかしい事に就いての御本だったように存ぜられます。
殺された天一坊 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
出せとの事なるがもしやらずに置けば大變な騷動さうどう成行なりゆくゆゑ早々去状さりじやう御書おかきなされと申すに五郎藏は甚だ不承知なるかほにて返詞へんじもせざれば久兵衞は種々いろ/\説勸ときすゝむると雖も五郎藏は却てはら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いくばくの御書おんふみあそばされさふらふとも
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
おほろかに思ふな子ども皇祖すめおや御書みふみれる神の宮処みやどころ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)