“御教書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みぎょうしょ63.6%
みきょうしょ27.3%
ミギョウショ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
となし、また、わが名による“御教書みぎょうしょ”を発して、はやくも独自な政治的手腕のはしを見せていたが、なおかつ、東国の空をのぞんでは
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尊氏の寄進状、義詮よしあきら御教書みきょうしょ、清子の仮名文かなぶみ、上杉、細川、足利一族の下知状などである。私はすぐ清子の一通へとびつくように顔をよせた。見事な美しい筆である。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
非職凡下ボンゲヲイワズ、伊勢ノ車ノ庄ヲ恩賞ニテ行ナワルヨシ、関東ノ御教書ミギョウショ有之コレアリ、ソノ上ニ定遍ジョウヘンズ三日ガウチニ六千貫ヲ与ウベシ、御内ミウチ伺候シコウノ人、御手オンテノ人ヲ討チタラン者ニハ五百貫
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)