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半眼
ふりがな文庫
“半眼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はんがん
94.4%
うすめ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんがん
(逆引き)
夜
(
よる
)
の風は盃の
冷
(
ひや
)
き
縁
(
ふち
)
に似たり。
半眼
(
はんがん
)
になりて、口なめずりて飮み干さむかな、
石榴
(
ざくろ
)
の
果
(
み
)
の汁を吸ふやうに
滿天
(
まんてん
)
の星の凉しさを。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
かれはその眼を
半眼
(
はんがん
)
にひらき、周囲のさわがしさとはまるで無関係に、湯ぶねのすみに、
黙然
(
もくねん
)
として首だけを出していることがよくあった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
半眼(はんがん)の例文をもっと
(17作品)
見る
うすめ
(逆引き)
光子と私が其の前に立ち止まると、仙吉は何と思ったか蝋で強張った顔の筋肉をもぐ/\と動かし、漸く
半眼
(
うすめ
)
を開いて怨めしそうにじッと私の方を睨んだ。
少年
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
半眼(うすめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“半眼”の意味
《名詞》
半ば閉じた目。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳
“半眼”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
三島霜川
下村湖人
徳冨蘆花
上田敏
吉川英治
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
泉鏡花
久生十蘭