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『蒼白い月』
ふりがな文庫
『
蒼白い月
(
あおじろいつき
)
』
ある晩私は桂三郎といっしょに、その海岸の山の手の方を少し散歩してみた。 そこは大阪と神戸とのあいだにある美しい海岸の別荘地で、白砂青松といった明るい新開の別荘地であった。私はしばらく大阪の町の煤煙を浴びつつ、落ち着きのない日を送っていたが、 …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンエス」1920(大正9)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
他
(
あれ
)
生
(
お
)
止
(
とど
)
屑
(
いさぎ
)
疋
(
びき
)
曇
(
うる
)
展
(
ひろ
)
跪坐
(
しゃが
)
汚
(
きたな
)
渝
(
か
)
砂礫
(
じゃり
)
煩
(
うるさ
)
均
(
なら
)
幸福
(
しあわせ
)
干
(
ひ
)
口吻
(
こうふん
)
漁
(
と
)
懈
(
だる
)
麗
(
うらら
)
蔓
(
はびこ
)
放縦
(
ほうしょう
)
綸
(
いと
)
箸
(
はし
)
簇
(
むらが
)
綺麗
(
きれい
)
苺
(
いちご
)
矜
(
ほこ
)
瞥見
(
べっけん
)
真面
(
まとも
)
白粉
(
おしろい
)
疎々
(
うとうと
)
煤煙
(
ばいえん
)
瀟洒
(
しょうしゃ
)
詩歌
(
しいか
)
亭
(
ちん
)
鯛
(
たい
)
鬱茂
(
うつも
)
高盃
(
たかつき
)
頽廃
(
たいはい
)
須磨
(
すま
)
長閑
(
のどか
)
鉄拐
(
てっかい
)
鄙
(
ひな
)
迫
(
せま
)
羅衣
(
うすもの
)
見出
(
みいだ
)
衝
(
つ
)
虐
(
しいた
)
蓬々
(
ぼうぼう
)
莨
(
たばこ
)
黝
(
くろ
)
膨脹
(
ぼうちょう
)
脆
(
もろ
)
肚
(
はら
)
聳
(
そび
)
寝転
(
ねころ
)
悶
(
もだ
)
恢復
(
かいふく
)
嵩
(
かさ
)
嵐山
(
あらしやま
)
崖
(
がけ
)
崎
(
さき
)
山裾
(
やますそ
)
展
(
ひら
)
尼
(
あま
)
愛撫
(
あいぶ
)
姪
(
めい
)
夕気
(
ゆうけ
)
囚
(
とら
)
嗤
(
わら
)
呟
(
つぶや
)
叢
(
くさむら
)
刳
(
えぐ
)
六甲
(
ろっこう
)
仄
(
ほの
)
日和
(
ひより
)
漁場
(
りょうば
)
渚
(
なぎさ
)
淡路
(
あわじ
)
涸
(
か
)
水霧
(
すいむ
)
気忙
(
きぜわ
)
東山
(
ひがしやま
)
木香
(
きが
)
暢気
(
のんき
)
漂渺
(
ひょうびょう
)
撫育
(
ぶいく
)
拓
(
ひら
)
披瀝
(
ひれき
)
択
(
えら
)
手摺
(
てすり
)
我儘
(
わがまま
)
憩
(
いこ
)
憐愍
(
れんびん
)
憂鬱
(
ゆううつ
)