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綸
ふりがな文庫
“綸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いと
94.7%
つりいと
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いと
(逆引き)
いずれにしろ、釣るとか捕まえるとかするほかはないのだが、
綸
(
いと
)
もなければ
鈎
(
はり
)
もない。網の代用になるようなものも思いつかない。
キャラコさん:04 女の手
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
○鯉釣場にして、いはゆる浅草川の紫鯉を産するところなれば、漁獲の数甚だ多からざるにかゝはらず釣客の
綸
(
いと
)
を垂るゝもの甚だ少からず。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
綸(いと)の例文をもっと
(18作品)
見る
つりいと
(逆引き)
痩せて肩が
尖
(
とが
)
っている中老人です。部屋の中にいながら長い釣竿を出して小さい池に向って立て膝をして
綸
(
つりいと
)
を垂らしています。手も竿もぶる/\慄えています。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
綸(つりいと)の例文をもっと
(1作品)
見る
綸
漢検1級
部首:⽷
14画
“綸”を含む語句
経綸
綸旨
御綸旨
垂綸
綸子
綸言
白綸子
綸巾
紋綸子
釣綸
綸巾鶴氅
綸巻
緋綸子
鶴氅綸巾
縷綸
花色綸子
莫斯綸
薄色綸子
赤無垢綸子
鞘形綸子
...
“綸”のふりがなが多い著者
石井研堂
司馬遷
岡本一平
幸田露伴
徳田秋声
南方熊楠
中里介山
薄田泣菫
佐藤垢石
久生十蘭