“綸巾鶴氅”の読み方と例文
読み方割合
りんきんかくしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、数里江上を行くと、一むれの兵船が飛ぶが如く漕ぎよせてきた。——一艘のみよしには、綸巾鶴氅りんきんかくしょうの高士か武将かと疑われるような風采の人物が立っていた。すなわち諸葛亮しょかつりょう孔明こうめいだった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
車上の綸巾鶴氅りんきんかくしょうの人も、羽扇うせんをあげて、しきりに呼びかけた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)