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気忙
ふりがな文庫
“気忙”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣忙
読み方
割合
きぜわ
81.1%
きぜは
9.4%
きぜ
7.5%
せわ
1.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぜわ
(逆引き)
自分が今催促されて参入する
気忙
(
きぜわ
)
しさに、思慮分別の
暇
(
いとま
)
も無く、よしよし、さらば此の石帯を貸さんほどに
疾
(
と
)
く疾く
主人
(
あるじ
)
が
方
(
かた
)
にもて行け
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
気忙(きぜわ)の例文をもっと
(43作品)
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きぜは
(逆引き)
誰も彼もが
気忙
(
きぜは
)
しさうに動いてゐるなかへ、ひよつくりと帰つて来た鶲は、持前の人の好さから人家の垣根近くに紛れ込んで
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
気忙(きぜは)の例文をもっと
(5作品)
見る
きぜ
(逆引き)
髪をくしけづり、
粉白粉
(
こなおしろい
)
もつけて、また、急いで食堂へ戻つたが、網戸を
叩
(
たた
)
く白い蛾の
気忙
(
きぜ
)
はしい羽音だけで、広い食堂は
森閑
(
しんかん
)
としてゐる。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
気忙(きぜ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
せわ
(逆引き)
「むむ、これはナカナカ
甘
(
うま
)
い」と森彦は吸物の出来を
賞
(
ほ
)
めて、
気忙
(
せわ
)
しなく吸った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
気忙(せわ)の例文をもっと
(1作品)
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気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
“気忙”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
犬養健
田畑修一郎
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
徳田秋声
ロマン・ロラン
矢田津世子
近松秋江
佐左木俊郎
薄田泣菫