“きぜわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キゼワ
語句割合
気忙93.5%
生世話4.3%
気急2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建物はどちらを眺めても、赤煉瓦の三階か四階である。アスファルトの大道には、西洋人や支那人が気忙きぜわしそうに歩いている。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
吉右衛門きちえもん菊五郎きくごろうはどうも歌舞伎のオオソドックスに忠実だとはおもえません。まア羽左衛門うざえもんあたりの生世話きぜわの風格ぐらいが——」などにもつかぬ気障きざっぽいことを言っていると、突然とつぜん
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
気急きぜわな単純な「智」では充分、その原因、結果を突き止めかねるのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)