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嵐山
ふりがな文庫
“嵐山”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あらしやま
80.0%
らんざん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらしやま
(逆引き)
二人はそれぎり大井を
閑却
(
かんきゃく
)
して、
嵐山
(
あらしやま
)
の桜はまだ早かろうの、
瀬戸内
(
せとうち
)
の汽船は面白かろうのと、春めいた旅の話へ乗り換えてしまった。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一、梅に
鶯
(
うぐいす
)
、柳に風、
時鳥
(
ほととぎす
)
に月、名月に雲、名所には富士、
嵐山
(
あらしやま
)
、吉野山、これらの趣向の陳腐なるは
何人
(
なんぴと
)
もこれを知る。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
嵐山(あらしやま)の例文をもっと
(20作品)
見る
らんざん
(逆引き)
………午後敏子が誘いに来、
嵐山
(
らんざん
)
電車の
大宮
(
おおみや
)
終点で木村さんと落ち合い、三人で
嵐山
(
あらしやま
)
に行く。これは敏子の発議によるのだそうであるが、まことによいことを思いついてくれた。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「その鼻を廻ると
嵐山
(
らんざん
)
どす」と長い
棹
(
さお
)
を
舷
(
こべり
)
のうちへ
挿
(
さ
)
し込んだ船頭が云う。鳴る
櫂
(
かい
)
に送られて、深い
淵
(
ふち
)
を
滑
(
すべ
)
るように抜け出すと、左右の岩が
自
(
おのずか
)
ら開いて、舟は
大悲閣
(
だいひかく
)
の
下
(
もと
)
に着いた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
嵐山(らんざん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“嵐山”の解説
嵐山(あらしやま)は、京都市西部にある標高382メートル (m)の山。また、大堰川(おおいがわ)を挟んで西側の松尾山・嵐山・烏ヶ岳の嵐山三山と、東側の小倉山・亀山、さらにはその麓を含んだ地域を一般的に嵐山と称し、山麓は多数の寺社が立地する観光名所でもある。
近くには嵯峨嵐山駅があり、この辺り一体が嵯峨野と呼ばれる事も多い。
また、近くのトロッコ嵐山駅からは嵯峨野トロッコが出ており、保津峡などを眺めながら、乗る事ができる。
(出典:Wikipedia)
嵐
常用漢字
中学
部首:⼭
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“嵐”で始まる語句
嵐
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