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嵐雲
ふりがな文庫
“嵐雲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あらしぐも
50.0%
らんうん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらしぐも
(逆引き)
その肩のような雷電峠の
絶巓
(
ぜってん
)
をなでたりたたいたりして
叢立
(
むらだ
)
ち急ぐ
嵐雲
(
あらしぐも
)
は、炉に投げ入れられた紫のような光に燃えて、山ふところの雪までも透明な
藤色
(
ふじいろ
)
に染めてしまう。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
嵐雲
(
あらしぐも
)
の上に
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
嵐雲(あらしぐも)の例文をもっと
(2作品)
見る
らんうん
(逆引き)
そうした不安が、心の片隅に咲きだすと、見る見るうちに空を
蔽
(
おお
)
う
嵐雲
(
らんうん
)
のように拡がっていった。彼は異常の興奮に
発汗
(
はっかん
)
しながら、まず胸部を
抑
(
おさ
)
えるのだった。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
モットモット大きい、恐ろしく深刻な事件の予感が、美青年、深良一知の声を聞いた一
刹那
(
せつな
)
から黒い
嵐雲
(
らんうん
)
のように草川巡査の全神経に圧しかかって来たのであった。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
嵐雲(らんうん)の例文をもっと
(2作品)
見る
嵐
常用漢字
中学
部首:⼭
12画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
“嵐”で始まる語句
嵐
嵐山
嵐雪
嵐気
嵐蘭
嵐弦
嵐粂吉
嵐外
嵐踊
嵐雛助
“嵐雲”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
有島武郎
夢野久作
海野十三