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嵐弦
ふりがな文庫
“嵐弦”の読み方と例文
読み方
割合
らんげん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんげん
(逆引き)
また、その山毛欅が枝をはっている下をのぞくと、気のちぢむような
断崖
(
だんがい
)
だ。
幅
(
はば
)
はせまいが、
嵐弦
(
らんげん
)
の
滝
(
たき
)
とよぶ百
尺
(
しゃく
)
ほどの水がドウッと
落下
(
らっか
)
している。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さんざん逃げまわった蛾次郎は、ついに、とんでもない
危地
(
きち
)
に自分からかけこんでしまった。そこは、
嵐弦
(
らんげん
)
の
滝
(
たき
)
の
崖
(
がけ
)
ッぷちで、あきらかなゆきどまりである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やがて、
嵐弦
(
らんげん
)
の
滝
(
たき
)
の
深湍
(
しんたん
)
に、白い水のおどりあがったのが見えた。そして、しばらくは
消
(
き
)
えぬ
泡沫
(
ほうまつ
)
の上へ、
落葉樹
(
らくようじゅ
)
の黄色い葉や楢の
実
(
み
)
がバラバラと
降
(
ふ
)
ってやまなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嵐弦(らんげん)の例文をもっと
(1作品)
見る
嵐
常用漢字
中学
部首:⼭
12画
弦
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
“嵐”で始まる語句
嵐
嵐山
嵐雪
嵐気
嵐雲
嵐蘭
嵐粂吉
嵐外
嵐踊
嵐雛助