“あらしぐも”の漢字の書き方と例文
語句割合
嵐雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その肩のような雷電峠の絶巓ぜってんをなでたりたたいたりして叢立むらだち急ぐ嵐雲あらしぐもは、炉に投げ入れられた紫のような光に燃えて、山ふところの雪までも透明な藤色ふじいろに染めてしまう。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)
嵐雲あらしぐもの上に
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)