“あらしやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
嵐山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瑞長の外舅ぐわいきう青木と、程安ていあんの養父たらむとしてんだ嵐山あらしやまとの事は未だ考へない。此年瑞英四十五歳であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
親鸞 祇園ぎおん清水きよみず知恩院ちおんいん嵐山あらしやまの紅葉ももう色づきはじめましょう。なんなら案内をさせてあげますよ。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
古い都の京では、嵐山あらしやま東山ひがしやまなどを歩いてみたが、以前に遊んだときほどの感興も得られなかった。
蒼白い月 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)