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山嵐
ふりがな文庫
“山嵐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんらん
57.1%
やまあらし
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんらん
(逆引き)
四
時
(
じ
)
鳥鳴き、花咲き、
潺湲
(
せんかん
)
たる
水音
(
みずおと
)
と静かな
山嵐
(
さんらん
)
——、そして、
機織
(
はたお
)
りの歌と
梭
(
おさ
)
の音がどこかにのんびりと聞こえている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頭のいただきから、
山嵐
(
さんらん
)
をゆする
三井寺
(
みいでら
)
の
大梵鐘
(
だいぼんしょう
)
が、ゴウーン……と
余韻
(
よいん
)
を長くひいて湖水のはてへうなりこんでいった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山嵐(さんらん)の例文をもっと
(4作品)
見る
やまあらし
(逆引き)
赤シャツに勧められて
釣
(
つり
)
に行った帰りから、
山嵐
(
やまあらし
)
を疑ぐり出した。無い事を種に下宿を出ろと云われた時は、いよいよ
不埒
(
ふらち
)
な
奴
(
やつ
)
だと思った。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
山嵐
(
やまあらし
)
のような風がにわかに出てきて、離れの二階の簾を時々捲きあげていたが、それもひとしきりであった。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
山嵐(やまあらし)の例文をもっと
(3作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
嵐
常用漢字
中学
部首:⼭
12画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
検索の候補
嵐山
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徳田秋声
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